今日の24 △44銀型から銀冠が締まる前の仕掛け
居飛車が銀冠模様だが▲78金と締まる前に▲67金としたところ。流石にこれは咎められる。
△55歩▲同歩△同銀に本譜はさらに▲58金で後手がよくなったが、▲78金と締まるのが多いだろうからこれに△46歩(!)を検討する。
▲同歩はわかりやすく△同銀として▲同銀△同飛としてこれに▲48歩には△55銀と銀を足して66の地点を狙う。
▲48歩に変えて▲48銀は先手の持駒が無くなるので慌てずに△65歩▲同歩△66歩を狙う。
▲48歩に対しても▲48銀に対しても46の飛車を生かして66の地点を狙うのがポイント。それらに変えて▲58銀なら△36歩▲37歩△46飛と歩を得しておいて次に△39銀を狙う指し方をする。
戻って最初の△46同銀のところを▲同銀ではなく▲68銀と引く手には△56歩と垂らす。この手はこのあと△55銀と飛車先を通す手を含みにしている。
なお、最初の▲同歩が▲同銀でも△同銀から結局△46同飛までは進むので同じ変化になる。
その▲同歩に変えて▲24歩と攻めてくるなら△47銀成とする。これに▲23歩成△55角▲32と△88角成▲42とは飛車交換でと金も作られているが、次の△56歩が厳しく後手優勢。
今日の24 金無双への無理な端攻め
金無双に桂成から端攻めを仕掛けられているが、香車より飛車が前にいて1筋の歩が切れていないので、これは無理攻め。
本譜は▲同香と取ったが▲同銀が正解。
これに△同角成は▲同桂として△16歩に▲25桂△17歩成▲49玉(!)で切れる。当然これに△28とは▲14香と飛車を取って終了。
△同角成に変えて△16歩には堂々と▲同銀と取る。もちろん△17角成は▲同香だからないので、△同飛だろうけれど▲同香△同香で切れているし、△17歩や△18歩には▲15歩で飛車先が止まる。
今日の24 右四間早仕掛け
先手右四間飛車の仕掛け。いつも指す形と違うのは
・先手が囲いを▲42玉で止めているため、△54歩が入っていない。
・△33角▲25桂△22角の交換が入っている。
この局面、いつもは▲44歩を△同銀で取るために△43銀と上がるのだが、△54歩がはいっていないため、その後に△55銀と出られないのが問題になる。
変えて△24歩が有力。
やってはこないだろうが▲33桂成には△同銀、▲13桂成のほうがありそうだが、これは△同桂の調子がよい。
それらの手に変え桂馬を見捨てて▲44歩と取り込むのには、先に△25歩と桂馬を取りきってしまい、▲43歩成には△同銀▲22角成△同飛とすると、2筋のふが伸びているので調子がよい。
ここで▲66角のような手には△33角▲同角成△同桂▲66角△42金で問題ない。
今日の24 △64歩が入る前の棒銀の仕掛け
久しぶりにしっかり指せた将棋。△64歩を省略して▲75歩と仕掛けた形。この手には▲68角と引いておく。△65歩がないから△64歩のあとに▲57角を入れる前にもう一手何か指せる。
本譜は▲68角△64歩で▲75歩(!)と歩得を果たす。
本譜△72飛に▲74歩(!)と突き出す。
これに△67金と歩を取り返しに来る手は後手陣が薄くなるので、相手にせず▲77角から角を捌きにいくのがよさそう。
本譜は▲74歩には△65歩。98香・68角型と条件が揃っているので▲同歩と取れる。△99角成▲77角△同馬▲同飛△22角(!)と進むがこの飛車取りには▲76飛と軽く浮いてよい。
後手に持ち駒がないので△88角成だったが、▲66角(!)と合わせて△同馬▲同銀。このあと後手が△99角と打ってきたがこれが大悪手で▲77銀(!)と引いて角が動けなくなったところで後手投了。先手は次に▲66角と打つ狙いがある。